アイカツスターズ!に学ぶ社会人の心得
目指せ!アイドル一番星!
今日は社会人として成長するために必須の作品であるアイカツスターズについて紹介します。
アイカツスターズ!とは
女の子にも大人にも大人気のデータカードダス・アニメ「アイカツ!」シリーズの二作目。学園のトップスターS4になるべく汗と涙を流す女の子たちの物語です。前作「アイカツ!」は全178話+劇場版二作あるのに対し、本作は全100話+劇場版一作しかないので、一瞬で見ることが出来ます(個人の感想です)
ですが、年度の変わり目を迎えるこの頃、いくら感染症対策で家に籠もっていると言っても50時間近くあるので全部見るのはちょっと……という方は多いと思います。
そこで、今回は社会人として気をつけるべき大事なことに的を絞り、学びを得ることの出来る計10話を紹介していきたいと思います。今回は時系列順ではなく、社会人として身につけるべきスキルの習得順に沿って紹介していきます。
キャラクターや基本設定などは、公式ページの事前情報さえあれば何とかなると思います。
また、原則としてあにてれのリンクを貼っていきますが、dアニメストアやバンダイチャンネル、他の配信サービスでも見ることが出来るので興味があったら見てください。
2021/12/26更新:あにてれがいなくなったので、遅くなったけどdアニメストアのリンクに差し替えました。
目標設定と信頼できる人間関係
1話 「ゆめのはじまり」
主役の虹野ゆめは、大きなホールで見たステージに圧倒されて、「いつかは自分もこうなりたい」と決意します。小学生の頃「私の夢」と書かれた作文には、「S4になること!」と書かれており、彼女の決意の高さが窺えます。
また、アバンで横にいる幼なじみの七倉小春と一緒に四ツ星学園に入学することはとても心強いでしょう。もちろん社会人は周りが知らない人ばかりだと思いますが、それは周りも同じ。積極的に人間関係を作っていくことが大切です。
紙に残すことによる理解
5話 「マイ ドレスメイク!」
「一週間後に」「自分の作ったドレスで」ステージをするという曖昧な目標は、ただ頭の中で考えているだけでは一向に進捗しません。
最初は「ワクワクが止まらない!」と張り切るゆめですが、憧れのS4である香澄夜空の「ステージの上では『ドレスが持つ使命』を考える」と曖昧な言葉に、迷います。
その解決法は誰かから教えてもらうのではなく、「図書館で借りた本で情報収集をして挑む」という王道そのもの。学んだことを逐一ノートに書いていくことで、自分ではそう思わなくてもあなたの脳内では体系だった知識が身についていることでしょう。その知識があれば、先輩の立ち居振る舞いを見ただけでそれを自らの知識と結びつけて目標に結びつけることがきっと出来るはず。
目標と自分のギャップを学ぶ
10話ゆめのスタートライン!
冒頭で何やら不穏だけど気にしないで下さい。仕様です。
同じ歌組のS4である白鳥ひめのライブの代打として初めてのソロライブを行うことになった虹野ゆめ。自分の実力を知らずに浮かれたままでチケットを売り始めたものの、全くチケットが売れずに理想と現実の差を思い知ります。
自分が目標とする姿と今の未熟な自分とのギャップに落ち込むことは社会人生活の中で頻繁にあります。ここでへこたれずに、涙を流しながらも自らのライブ開催のために尽力するゆめの姿からは、多くを学べます。
11話「密着!白鳥ひめの一日」
目標と自分のギャップを学んだ上で憧れの白鳥ひめの手伝いをすることで、自らが理想とする存在が天賦の才能だけではなく、並々ならぬ努力とファンを思う気持ちによって成り立っているのだということを思い知ります。登場人物皆の汗と涙が惜しげも無く流されるのは、アイカツスターズ!一年目の根底を流れる信念だと言っても過言ではありません。
過ぎたるは及ばざるが如し
7話 「シンプル イズ ザ ベスト!」
仕事を行う上で、クオリティとスピードの両立は大切です。細部にこだわりすぎて大局が見えず、袋小路に陥ってしまう桜庭ローラがそこからどのように抜け出すのか。本当の「個性」とは何か、どうやって自分を初対面の他人の印象に残せばいいのかも教えてくれる、とても大事なエピソードです。
「シンプル イズ ザ ベスト」こそ、仕事の極意。
あなたの仕事を止めないために
16話「ミラクル☆バトンタッチ」
アイドルのお仕事にも私たちのお仕事にも不測の事態はつきもの。
業務の主担当が何らかの事情で仕事が出来なくなることや、あなた自身が病気などの事情でどうしても仕事できなくなることがあると思います。
無理はしないこと、それが第一ですが、組織の一員であれば流れている仕事を止めるわけにはいきません。本エピソードでの虹野ゆめと桜庭ローラのように、仕事を誰かに任せられるような体制を構築しておくことをオススメします。また、誰かに任せられた仕事は他人事ではなく自分のものとして全力で取り組みましょう。
自らの果たすべき役割
17話「本気のスイッチ!」
優等生のはずの早乙女あこが番組の収録で思うようにいかない、それは推しアイドルに存在を認知してもらおうという気持ちが強すぎる故のかわいいものですが、番組はめちゃくちゃになってしまいます。そもそも、あこ自身もアイドルであり、そのアイドルがファン以外を見るのはアイドルとしての役割失格です。やる気がいくらあったとしても、その向かう方向が間違っていては本エピソード前半のあこみたいに決して成果には結びつかないということを心しておきましょう。
依頼者の意図をくみ取って仕事を行うこと、そして自分の間違いを素直に認めることは社会人として必須のスキルです。「本気のスイッチ」を見つけるための最短ルートは、謙虚になること。
目標達成のための手段と方策
38話「アイカツニューイヤー!」
本当に、本当に色々あって虹野ゆめ、桜庭ローラ、早乙女あこ、香澄真昼の四人は成長し、年度の集大成となるS4を目指すためのオーディション「S4戦」に挑むことになります。三クール目のお話はもの凄く引き込まれるので、是非見てください。
目標は口に出し、紙に書くことが重要です。頭の中では抽象的だった目標が書くことによって具体性が増し、何をすればいいかも明確になります。将来の計画も立てておくとより実りある成果を得られます。
44話「春の予感♪」
具体化した目標を実現するためには、適切な手段を執る必要があります。
とはいっても、「頑張っているはずなのに上手くいかない」ことは多々あると思います。そんなときは、まず他人に頼ってみましょう。口に出さなければあなたの悩みは誰にも気付いてもらえません。アドバイスや思いもよらなかった解決策を提供してもらうためにも、自分の思っていることは(他人に伝わる形で)積極的に口に出すことが大切だということを、香澄真昼と桜庭ローラから学ぶことが出来るでしょう。
45話「あこ、まっしぐら!」
S4戦を勝ち抜くためには、ドレスを「特別なグレードアップグリッター」でレベルアップさせることが必要だと言われています。38話で出てきた四人の中で唯一グレードアップグリッターを手に入れていない早乙女あこは、皆に追いつくためにどのような手段と方策を取るのか。そして、彼女の取った行動がどのような結果を生み、彼女は何を思うのか。最後まで目を離すことは出来ません。あなたが目指していることは本当に正解に向かっているのか、そして本当に大切にすべきものは……。本エピソードは人生の教訓となります。
おわりに
アイカツスターズ!が社会人として必須であることがよく分かったと思います。
皆さん、アイカツスターズ!を見て社会人として更なる飛躍を目指しましょう。